20世紀モダニズムの道程
呉谷充利 著
A5判上製カバー装
本文352頁 カラー口絵4頁
20世紀最大の建築家―ル・コルビュジエ(1887-1965)。
数多くの絵画や版画を制作した一人の画家でもあった彼が生命を吹き込んだ建築の本質は何だったのか?
近代建築を代表する建築家であるル・コルビュジエの絵画に着目し、1910年代の初期の絵画から1950年代までのその変遷を追いながら、これと並行する建築の変化も検証することで、ル・コルビュジエの絵画と建築をひとつの統一的な芸術活動としてとらえ、彼の創造的精神を考察する。